広島県民文化センター

施設概要

広島県民文化センター外観

この街から何かが始まる

躍動する街・広島の中心、大手町・紙屋町の一角にある三角形をシンボライズした明快なコントラストを見せる建物、それが広島県民文化センターです。

人と人とのふれあいをテーマに、豊かなコミュニケーションを築くための複合・多機能スペースをご提供いたします。

ここに集う人に、何かがはじまる予感を感じさせる、そんな広島文化の殿堂を十分にご利用ください。

ロビー陶壁 「潮音(ちょうおん)」 作:加藤 唐九郎

ロビー陶壁 「潮音(ちょうおん)」 作:加藤 唐九郎

入口を入るとすぐに目を引くのが一面の陶壁、加藤唐九郎作「潮音」です。
カルチャースペースのシンボルであるこの作品が皆様を迎えます。

作者のことば

「潮音」というのは、水に恵まれたこの土地にゆかり深いばかりではなく、仏教では大勢の僧の読経の声をいう。

十年前、あるテレビ局で、「広島に私の陶壁を作りたい」という話をしたことがある。

今回、広島県民文化センター・玄関ホールの陶壁製作のご依頼をいただき、それが実現したことを非常に喜ばしく思っている。

これは一人の日本人として、この土地に刻まれた原爆投下という人類の受難の歴史に対する、鎮魂の心を遺しておきたいという思いを抱きつづけて来たからである。

潮(うしお)の音は、人々の、時の流れを越えた声とならざる声でもあり、世界が明日へつながっていく鼓動でもある。

昭和60年3月吉日
加藤 唐九郎

AED(自動体外式除細動器)

館内にAED(自動体外式除細動器)を設置しております。事故や心臓発作などが起きた場合、即座の対応が可能です。

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